【経営】ジャパンネット銀行で社会保険料の納付が可能になりました
税金等の納付は、個人ならば便利になりましたが、法人の場合では未整備な事がまだまだ多いのが現実です。
企業などが従業員から代理徴収する健康保険・厚生年金保険料の毎月の納付もその不便なひとつで、ジャパンネット銀行などネット銀行での保険料の自動引き落としは現在も未対応となっています。
ではどうやって納付するか?というと、選択肢としては以下の2つ。
- 都市銀行など(ゆうちょ銀行も未対応)に法人預金口座を開設して、その口座に自動引き落としの設定をする
- 銀行の窓口まで出向いて納付する
となります。
どちらも無駄な手間が掛かり、時間の浪費となるわけです。スタートアップやベンチャー企業など中小の会社となれば、その負担感は小さくありません。
ですが、もうひとつのソリューションが登場しました。
ジャパンネット銀行でペイジーを使って支払うというものです。ジャパンネット銀行の法人口座から実際にやってみたのが下の画像です。
ちゃんと、収納機関番号 00500 と表示されています。
収納機関番号 00500 は「厚生労働省(年金局)」です。
保険料の自動納付だけのために、都市銀行に新口座を開設する必要もなく、いちいち銀行窓口に出向いて順番待ちなど小一時間掛けて、貴重な経営資源を浪費して納付する必要もないという新たな選択肢となるので、会社を経営されている方には、ちょっとした朗報だと思います。
しかし、やはりジャパンネット銀行が社会保険料の自動納付に対応してくれるのが一番なので、早期の実現が望まれるところです。
会社の預金口座をジャパンネット銀行に集約したいのに、それができない原因のひとつが、この社会保険料の自動納付に対応していないことなのです。
追記:2017年9月現在、変わらずネット銀行での自動引き落としは未対応のままです。